関東甲信地方で大雪の恐れ　気象庁が警戒呼びかけ

気象庁は、関東甲信地方で3日夕方から5日にかけて大雪となる恐れがあると発表した。特に山沿いや山地を中心に降雪が予想され、関東南部の平地でも積雪となる可能性がある。交通障害や路面凍結、なだれに注意が必要だ。

#国道18号 #碓氷バイパス では降雪による除雪作業を実施しています。
雪道を走行する際は冬用タイヤの装着やチェーン等の準備をお願いします。 pic.twitter.com/Dkb4e9T6b6

— 国土交通省　高崎河川国道事務所 (@mlit_takasaki) March 3, 2025

■低気圧の影響で再び降雪の見込み
本州の南岸に停滞する前線の影響で、関東甲信地方では広範囲で雪や雨が降っている。3日夜から一時的に収まるものの、4日朝にかけて気温が下がり、路面凍結の恐れがある。
その後、東シナ海で発生する低気圧が東海道沖へ進み、4日昼過ぎから5日にかけて南岸低気圧の影響で再び降雪となる見込みだ。

■予想される降雪量（多い所で）

• 3日18時～4日18時
  • 関東北部の山地：1cm
  • 箱根～多摩・秩父地方：5cm
  • 関東南部の平地：3cm
  • 甲信地方：5cm
• 4日18時～5日18時
  • 関東北部の山地：30cm
  • 関東北部の平地：15cm
  • 箱根～多摩・秩父地方：20cm
  • 関東南部の平地：10cm
  • 甲信地方：30cm

降水量や気温の変化によっては、警報級の大雪となる可能性もある。

■気象庁「交通障害や着雪に警戒を」
気象庁は、積雪や路面凍結による交通障害に注意するよう呼びかけている。また、ビニールハウスの倒壊や架線・電線、樹木への着雪、なだれにも警戒が必要だ。

最新の気象情報に留意し、4日6時に発表予定の「大雪に関する気象情報」を確認するよう求めている。