闇バイト強盗などの凶悪犯罪が全国で多発していることを受け、群馬県高崎市は2024年12月、防犯カメラやセンサーライトなどの購入費用を助成する事業を始めると発表した。対象は市に住民登録があり、70歳以上の住人がいる世帯。関連する予算を2025年度当初予算議案に盛り込み、議会定例会に提出する方針。
闇バイトは、犯罪グループが正当な業務を装ってアルバイトを募集し、実際には応募者を強盗や詐欺などの実行役とする犯罪。募集時に高額報酬を示唆し、応募した若者らを脅すなどして事件に加担させるのが特徴で、首都圏を中心に社会問題となっている。
今回、市が助成するのは、家庭用防犯カメラ、カメラ付きインターホン、センサーライト、センサーアラーム、
防犯フィルム、補助錠、屋外設置用警報ベルの7品目。費用の2分の1を助成し、限度額は4万円。たとえば4000円のセンサーライトを購入した場合には2000円を助成する。
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