群馬県は7日、5~6日に高崎市内で特定外来生物「セアカゴケグモ」を確認したと発表した。県内での確認は20例目。
セアカゴケグモはオーストラリア原産で、小型の有毒クモ。かまれると痛みや腫れが生じ、発熱や発汗などの症状が出る場合もある。国内では1995年に大阪府内で初めて確認され、群馬県内でも2005年以降散発的に見つかっている。

今回確認したのはメスの成体3匹と卵のう6個。県によると、5日に市上郊小学校を利用した市民から、屋外の下駄箱付近にセアカゴケグモとみられるクモ1匹を発見したと市に通報があった。県や市が周辺を調べたところ、さらに生体2匹と卵のう6個が見つかったという。
今後、県は市と連携して注意を呼び掛ける。

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